ブロークバック・マウンテンは効く

映画「ブロークバック・マウンテン」の見た直後の感想を書きましたが、それにたぶん「ハマる人が多い作品って聞いて心配してたけど自分は当てはまらないみたいだ」と冷静に書いた覚えがあるんですが、まったくちがいました。数日後に来るとかいう噂も聞いてたんですが(笑)それパターンでした。

といっても、リピーターが多い映画としても聞きますが、私は少なくともそれには当てはまりませんでした。どっちかっていうとネットで映画を見た人の解釈を聞きたいっていう気持ちの方が強いです。
それの理由がちょっとわかったんですが、自分がもう1回あの映画を見たとしてもたぶん1回目見たときと同じ感想しか持てないと思うんです。つまり理解力が貧困だっていうこと。だからムダに見るよりは、より理解しようと思うならこういう解釈があるっていう方を知りたいんだと思います。

あと感想が乱暴に言うと2つに分かれるっていうことですが、同性愛を生理的に認められない人とそうでない人(自然にしみこむように受け入れられる人)のタイプで。(当人が異性愛者か・同性愛者かということに関係なく)
前者でも私は全然問題ないし、当たり前なことのひとつだしなにも否定するものはないと思ってたんですが、拒否感がない人の感想を読むと、文章に人間として思慮深さに差があるような気がしてならなかったです。まちがった感情のような気はするんですが。(でも異性愛しか認めることのできない人は、そこである何かが停滞してるように思います。かといって同性愛に単なるフェチしか感じてない人には言うべきものもないですが)
あと中年男性が見て思うところがあるっていうのはちょっと意外でした。自分とあまりに立場がちがう人が見るとこうも違うのかっていうかんじです。この映画は特にそういう要素があるみたいで、同性愛を抜きにしても、3,40歳の男が追う責任とか、家族とかたぶんお金のことに関してとか、そういうもんがしみじみ来る部分があって共感するそうです。自分も少なくとももうちょっと歳を重ねてからまた見てみたいなと思いました。

しかし同性愛を描いた映画と触れまわられてるせいで見る人が限られてしまうのが残念なことです。だから生理的嫌悪があるのに見た人は逆に立派だと思うくらい。現に私もいろいろ賞を受けた映画なんだから1回くらい見といてもいいかって気持ちで見ましたしね。(そういう動機で見てハマった映画が2,3)
それが関係あるのかわかりませんが、地元のシネコンでは1ヶ月弱で早々に上映終了しました。今まで映画の公開スパンとか知らなかったせいか、そんなものなのかもしれませんけどね。ただアカデミー賞いくつか獲った作品にしてはあっという間だったなっていう気も。
そういう流れで、いまだに吹替・字幕と日に何回もやってるナルニアは、見た方がいいのかなーと悩みます。
[PR]

by chemicalbird | 2006-04-17 07:25 | 映画  

<< 泣かれた… 初めて人とお菓子づくり >>