「マクガフィン」って言葉があるのを知った
そしたらどっちにも出てきた、三谷幸喜作品にはたまに出てくるっていう「赤い洗面器の男」ネタにつきあたりました。
ぜんぜんドラマの本筋と関係なく、小話として登場人物が「赤い洗面器を頭に乗せた男が向かいから歩いてきた」って話すって話です。
で「なんで洗面器頭に乗せてるの」って聞いたら男がこう答えました、って言った時点で邪魔が入って結局オチがわからない話です。
じぶん的には、Wikipediaの赤い洗面器項目にあるとおり「なんかにおわせといて結局オチ考えてない」って話だと納得してました。(リアルタイムでドラマ見てたときは大層気になったもんですが)
それが、「マクガフィン」っていうらしいです。
あんま使う機会なさそうなの+なんか覚えにくそうな言葉ですけど、「判官びいき」って言葉も初めて存在知ったときそんな便利なことばがあるんだ!と思ったのと同様結構さわやか~な気分になりました。
実際映画とかドラマとか漫画とかなんでも、見ててこの手の手法ってよく使われてると思います。そういうのがいいみたいに言われてる時期ってあると思うんですよね。なんでもかんでもボカして最終回みたいな。それが、うまいこと考えさせる持っていきからならいいんだけど、ただ単にホントに作者考えてないだろみたいなマクガフィン(言ってみた)ってホントにあるからたまに腹立つこともあります。
by chemicalbird | 2006-05-30 21:57 | 言語とか文化とか