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映画「ミリオン・ダラー・ベイビー」を見た

見終わったあと素直に思ったのはこれでアカデミー賞かなりとったんだ?っていうこと。いい映画とか悪い映画とかよくわかりませんけどそう思ってしまいました。自分を疑いますけど、英語わからないのも大きいのかもしれません。俳優とかが結構賞とったみたいですけどそれの何がいいかぜんぜんわかりませんでしたし。
「ボクシングの話」ということだけは知ってて、じぶんあしたのジョー好きですけど見る前に比べようとか意識したことはありませんでした。ただ始まって無名のボクサー(ですらない主人公)がある人に出会ってボクシング教わってとんとん拍子に強くなって っていうくだりがどうしても思い起こさせました。ってかほかにあんまりボクシング漫画(スポーツ漫画全般)読んだことないのでわからないんですが、こういうパターン多いんでしょうか?他に連想させたのが大衆にウケが良くてどこいってもコールされるとか、試合開始すぐ決着つけるとかKOが多いとか いろいろありました。



<以下ネタバレ>

そんなかんじもあったのか、
「青い熊」と対戦してイスに頭打ちつけたとき、その描写のせいかもしれませんが確実に、あ、しんだと思いました。それが次の場面でいきてることがわかって、とりあえず、ああ、いきてるんだってのとアレでよくいきてたなーと思いました。その時点ですでに死ぬことは想定にいれてたので死ぬこと自体は意外に思いませんでした。(勝手な印象ですが衝撃度的にいうとジョーの方がずいぶん衝撃的でした。それ以上のものを期待してたのかも)
でもそこまで考えといて、アレ?もしかしてこれ「ビューティフル・マインド」パターン?と思いました。「ビューティフル・マインド」、映画館で公開日からやや経って遅めに見ましたが、その分ストーリーがちょっとだけ目に入ってきてました。とりあえず数学者の話ということ。それを聞いて、数学者ならではの悩みか何かを描くのかな…と想像してた自分。実際見たらほとんど統合失調症がメインの話じゃないですか。まあ数学者ってのも全然ウソじゃないけど、って見終わったあとはその相違だけが尾を引いてわだかまりを残しました。(ただ時間がたつにつれて感動を味わいつつあった。2回目見たときはほんとに感動した)
今回もボクシングの試合の中でどういう挫折や栄光があるのかとか前宣伝から期待してたので後味悪かったです。←映画がいい悪いってことじゃなく    内容に重大に関わってくる以上明かせないのはしょうがないけど、なんか微妙にウソつかれたような気はします。まあ今回については映画自体への評価はあんまりそれに左右されなかった気もします。

というかんじであんまりこれという感想がないです。
アホみたいに繰り返してますけどいいとか悪いとかじゃなくて。
トレーナーが主人公につけた愛称(?)についても、意味は考えたらそれしかありませんし、意味を告げる場面ではその点では何も感動がありませんでした。ただその場面に向かう数分前から八方から鼻をすする音が聞こえるんですよ。しまった!このへん泣くとこなのか!?とすごい乗り遅れた気分でした。こういうとき、全然泣くとこだと思ってなかった自分を知ったとき、自分はすごい薄情な人間じゃないのかと悪い気分になります。
でまあこのへんは泣く場面なのだと認知。そうしたころにあだ名の意味を言う場面、確かに意味自体には新たな感動はなかったけど、言うタイミング。これがちょっと意外だった。それから自分の想像した「愛する人」っていう意外に具体的な単語は忘れましたけど情熱的に みたいな意味が後ろについたと思います。(血がどうのって感じでしたっけ)それと、実際クリントイーストウッドから言葉が出てきた瞬間1粒涙がこぼれました。ただかなり冷静だったので自分人間だったよと心でおかあさんに報告してました。プラス、昨晩溜め込んだ本屋やスーパーの袋を一挙に掃除しようと分別してたら、意外とビニールに静電気でかホコリがくっついてたようで大量にホコリを吸い取りました。すると寝る前から鼻水とくしゃみが止まりません。映画見てたときも開始10分くらいからなんとか抑えてた鼻水が出まくりました。半分くらいでもう手でぬぐいきれなくなったのでティッシュを出して鼻に押し当ててました。結局映画終わるまでポケットティッシュ1コ半使いました。そんなかんじで集中力もなかったのも、素直に映画に入り込めなかった理由の1つに挙げます。
ちなみに映画終わって明るくなったとき、これでようやく鼻がかめる!とチーーンと音挙げて鼻かんだら、ハッとしました。なんかめっちゃ映画で号泣したみたいじゃん!?と。いや、それが恥ずかしいというのもあるかもしれませんが、それより正直泣いた人に申し訳なかったです。全然感激してないのに感動した人より泣いたみたいな、もうホンマすいませんと。

<ネタバレおわり?>



個人的に怒ったのは「青い熊」の存在です。
倒れてるとこにパンチ打ち込むとか背中狙うとか素人から見ても最低じゃないですか。なんかもう反則繰り出されるたびにふっつーに激怒。特にあしたのジョー見てボクシングのイメージ固めたから正義感のかたまりかもしれません。なんであんなヤツボクシング界に生かしてやる必要があるのか、免許剥奪しろよ!って完全野次馬の1人でした。審判も1回目やって注意で2回目で減点の警告、3回目で減点でしたか、段階がずれてないですか?1回目から減点じゃないですか!っていうか「減点するぞ」で思いましたけど、もしKOで勝ったら減点まったく無意味でOKですか?だとしたら余計…余計…(熱入りすぎ)
燃えたとこといえばそこぐらいです。あとは、ボクシング場面とにかく少ない。いや、多いですね。少ないっていうか試合時間が短い。ホントに即KOばっかりで、そんな(笑)あしたのジョーみたいに実際うまくいくもん?(笑)って不思議に見てました。
あとクリントイーストウッドが主人公の弟子入りを許可した理由もよくわかりませんでした。でもこれも自分の読み取る力が足りないこととしときます。なんかそういう細かいとこよくわかりませんでした。「情熱に押された」ってのは理由かもしれませんが、額面どおりから受け取るには陳腐だし。っていうかこれは見る前から知ってたから、どう表現するかが楽しみでした。
あ、あと主人公と同じジムにいた試合にも出れないボクサーがいましたけど、あの人が無言で姿消したとき、今度姿現したとききっとすごい名言を吐くんだと期待したらあんまり意外性のあるもんじゃありませんでした。なんか終始意外性を求めた映画鑑賞になってしまいました。だってなんか消えるときすごい劇的だったんですよ、なんかすごいことやってくれるって思ってました。あの場面が自分一番盛り上がったとこかもしれません。



すいません、もっとまとめて書くつもりがすっごい話し口調になりました。(汗)
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by chemicalbird | 2005-06-15 23:36 | 映画  

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